フレンチを食べに行こうパート3

途中から読み始めた方へ。

この日記はただの食事風景をまるで「巨人の星」の星飛雄馬がピッチャーマウンドに立っているがごときスローペースで書いておりますので、何がなんだかわからんと思いますので2日前の日記からお読み下さい。


さてそれでは続きを。

二品目の焼き魚と茄子揚げを食べている間にかっこいいお兄さんがミニフランスパンをたくさん積んだお盆をさっそうと持ってきて、

「パンのおかわりはいかがですか?」

とやってきた。

「あ、僕は結構です」

と、紳士らしく丁寧にお断りいたしましたよ。

だってオイラは別にパンを楽しみにきたわけではないのですからね。

なんつったって次はメインディッシュ。

どんな素晴しいお料理が出てくるかと考えたら、パンごときで腹いっぱいになってはもったいないですからね。

さてそれでは三品目行ってみよう!!

「ドンブ産・鶉のロティとそのモモ肉のコンフィの蜂蜜焼き、春野菜と麦入りキュルキュマ風味のリゾットアルデンテ和え、その鶉のエキスで作ったソース風味」

以下日本語訳。

「焼き鳥・ねぎま、タレで、リッゾットは硬め。え〜い、焼き鳥はリゾットの上に乗っけて食っちゃえ!!」

です。

焼き鳥は小骨付きで3個。

まあうずらですからねぇ。

リゾットはチーズ風味で、大さじ一杯分ぐらいの量。

これがやはり25センチほどの丸い皿にちょこんとかわいらしく乗ってきます。

腹減ってるんだからリゾットこの皿一杯食わせろ!!

以上でメインディッシュ終わり。

ショボーン

さあ気を取り直して次の料理行ってみよう!!

「北海道、フランスからの完熟フロマージュ各種」

ようするにチーズバイキングですわ。

チーズ切り専門の人がチーズのいっぱいのっかった台車をコロコロと押しながらテーブルまでやってきて、

「こちらは北海道のヤギのチーズです。こちらは桜の風味のチーズです。こちらはフランス産のなんたらチーズです。こちらが・・・です。いかがなさいますか?お好きなだけどうぞ。」

と言うような感じで、チーズバイキングです。

3種類ぐらいお願いしましたよ。

さらに、

「こちらはドライフルーツでございます。ストロベリーとあんずと・・・。どちらになさいますか?」

じゃあイチゴを・・・。

で、さっそく取り分けてくれましたやはり直径25センチほどの美しいお皿に。

薄さ1ミリほどのチーズを3種類・・・。

食べた。

しょっぱ〜い。

あまーい。

しょっぱ〜い。

あまーい。

しょっぱ〜い。

とそのとき、きれいなおねいさんがやってきて優しく言い放ちます。

「パンのおかわりはいかがですか?」

「結構です・・・。」

そうか・・・。

フレンチではチーズとパンは食べ放題なんだな?と、貧乏人の勝手な解釈。

ハイ、次はもうデザート。

「鹿児島産・枇杷と黒蜜のブランマンジェ 黒蜜のソース」

はい、黒蜜風味のムース状ものにビワをのっけてさらに黒蜜のソースをかけました。
それから、トッピングに僕の嫌いなミントハーブをのせておいしくなくしました。

グェー、マズーイ。

はやく飲んじゃえ!!決してかじっちゃいけない!!

僕の舌よりも早く脳がそう叫びます。

明日に続く。